会社中心の生活を続けた30年
気がつけば、新卒から30年。これまでの人生は、まさに “会社中心” といっても過言ではありませんでした。
私の会社は、年間休日72日+有給 という、今どき珍しい少なめの休日体系。ただし、給与などの待遇は良く、経営陣からもかわいがってもらい、それなりに充実したキャリアを歩んできました。
ところが、最近状況が大きく変わりました。私が関わっていた事業が縮小され、まったく畑違いの新規事業のサポートを求められることに。
「会社の方針だから」 と頭では理解しているものの、正直なところ、以前のような モチベーションは湧いてきません。
それに加えて、FIREに向けた準備が整ってきたことも影響しているのか、会社にいる時間が妙に居心地が悪く 感じるようになってきました。
精神的な負担が増えていく
さらに、新規事業の上司との折り合いも悪く、納得がいかない方針にも結局は従うしかない……。
強烈なトップダウンの中間管理職 として、上司と部下の板挟みになり、精神的な負担は増える一方。
休日も仕事の指示が飛んできて、結局 心が休まる日がない。
それでも 「会社のためだ」 と思い、モヤモヤした気持ちを抑えながら仕事を続ける日々。しかし、そんな生活を続けていると、
- 自分がすり減っていく感覚
- 「自分の人生を生きている」感覚がない
- 休みの日も楽しくない、食事の味がしない
- 笑顔が減っていく
こんな状態になってしまいました。
会社にはこれまでのことを含め 感謝の気持ちしかありません。ですが、「このままではいけない」 と強く思い、FIREを真剣に考え始めました。
FIREを考えるようになり、会社との関わり方を変えた
FIREの準備を進める中で、徐々に 自分の考え方が変化 していきました。
会社は「私の人生を豊かにするための道具」
これまでの私は、
会社があり、その中で自分が働くもの
という考え方でした。
しかし、FIREを目指し始めてからは、
私は人生の主役。主役である私のために、世の中があり、会社がある。
と思えるようになりました。
そう考えると、これまで会社に コミットしすぎていた ことに気づきました。
もちろん、仕事を手を抜くわけではありません。ただ、
「会社なんて、自分の人生を豊かにするための道具にすぎない」
くらいの気持ちを持つことで、 会社に縛られすぎず、適度な距離感 を保てるようになりました。
こうして、私は 「会社に全力でコミットするサラリーマン人生」 から卒業することにしました。
FIREはもう目の前
FIREを目指し始めたころは、
「本当に達成できるのか?」
と不安もありました。
しかし、計画的に準備を進めることで、
いよいよFIREが現実的になってきました。
これからは、さらに 「自分の人生の舵を自分で取る」 ことを意識して生きていきます。
FIREを通じて、
- 自分の時間を大切にする
- 自分の価値観に沿った生き方をする
- やりたいことを自由に選ぶ
こうした生活を実現していくつもりです。
まとめ
長年、会社中心の生活を送ってきました。
しかし、会社に全力を注ぎすぎると、自分をすり減らし、人生を楽しめなくなります。
「会社なんて、自分の人生を豊かにするための道具」 くらいに考えることで、精神的な負担が減り、自分の人生をもっと大切にできるようになります。
そして、FIREを目指し、準備を整えていくことで、より自由な生き方が見えてきました。
人生の主役は、 「会社」ではなく「自分」 です。
この考え方を持つことで、仕事も人生も、もっと楽になるかもしれません。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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