ひろすけです。50代のサラリーマンで、妻と猫2匹と暮らしながらFIRE(経済的自立と早期退職)を目指しています。
今回は、50代でFIREを考える際に重要な「年金受給まで資産が持つかどうか」というテーマを深掘りしながら、シミュレーションの重要性と考え方についてお話しします。
年金受給まで資産が持つか?50代FIREの最大の課題
50歳でFIREを目指す場合、特に重視すべきは「年金受給までの15年間をどう乗り切るか」です。
重要なのは、最悪のシナリオでも資産が枯渇しないことを確認することです。
たとえば、運用利回りが低下したり、予期しない医療費が発生した場合でも、65歳まで資産が維持できるかどうかをシミュレーションしておく必要があります。
これをクリアすれば、FIREに挑戦する価値が十分にあると考えられます。
悲観的シミュレーションの重要性
最悪の事態を想定して準備を整えることが、FIREを現実的なものにする第一歩です。
医療費のリスク
大きな医療費が必要になった場合を想定して、緊急時に備えた資金の確保を計画に入れましょう。
運用リスク
期待通りの利回りが得られない場合、計画を修正する柔軟性が必要です。
悲観的なシミュレーションを行うことで、精神的な安心感を得ることができ、FIREへの一歩を踏み出しやすくなります。
悲観的なシミュレーションでも資産がもつのなら思い切ってFIREすべき!!
人生の健康寿命は75歳程度と言われています。65歳からの10年間をどう過ごすかは、人生の充実度を大きく左右します。
もし50歳でFIREを選択すれば、健康で活発に動ける15年間を自由に使うことが可能です。
資産を使い果たすことへの不安を抱えながら温存するよりも、動ける間に有効活用することで、人生の後悔を減らせる可能性があります。
シミュレーション例:完全FIREの場合
条件
- 資産額:5,000万円
- 運用利回り:4%
- 毎月の生活費:36万円
この条件でシミュレーションすると、資産を運用しながら取り崩すことで、65歳までの15年間は十分に資産を維持できる計算になります。
上記シミュレーションでは心もとないと感じるのであれば、下記対策を行うことで軌道修正が可能となります。
FIRE後の収益対策
副業やチャレンジ
ブログやYouTubeなどで収益を得ることで、追加の収入を確保します。これにより資産の取り崩しを抑えることが可能です。
再就職やアルバイト
最悪の場合でも再就職やアルバイトを選択肢として持っておけば、資産の枯渇リスクを大幅に減らせます。
消化試合ではなく、挑戦する人生を選ぶ
50代のサラリーマン生活は、役職定年や業務縮小により、消化試合のような状況に陥りがちです。
しかし、自分の選択で自由な時間を得て、新しい挑戦を始めることは、人生の充実度を大きく高めます。
チャレンジしない後悔は大きい
挑戦しない選択をすることで、後々の人生に大きな悔いが残る可能性があります。
私は、その後悔を絶対に避けたいと考えています。
シニアFIREの特徴
30—40代と比べ、50代のFIREは以下の点で柔軟性が高いと考えられます。
- 年金支給が視野に入っているため、資産の取り崩し期間が限定的。
- 再雇用やアルバイトなどの選択肢を持ちながらプランニングが可能。
シニアFIREの特性を活かすことで、より現実的な計画を立てることができます。
結論:悲観的シミュレーションを超えた決断
資産が65歳まで持つと判断できれば、FIREに挑戦する価値は十分にあります。
健康で動けるうちに自由な時間を楽しむことは、人生の最大の幸福の一つです。
50代の今、あなたも資産や生活スタイルを見直し、自分の人生に主導権を取り戻す一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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