投資を始めたばかりのころ、私はさまざまな金融商品に挑戦しました。その中でも、FX(外国為替証拠金取引)は今後もうやらないと決めたものの一つです。
投資初心者時代のFX体験
FXを始めたばかりのころ、私はデイトレードのような短期取引を試してみました。市場の動きを読み、短期間で利益を出すことに魅力を感じていました。
また、長期保有でスワップ金利を狙う投資方法も実践しました。スワップ金利が毎日つく仕組みに興味を持ち、たとえ短期的に含み損を抱えても、時間が経てば取り戻せると楽観的に考えていました。
しかし、現実はそう甘くありませんでした。期待していた結果は得られず、大きな損失を被る結果となりました。
FXをやらない理由
私がFXを今後やらないと決めた理由はいくつかあります。
- FXはゼロサムゲーム
- FX取引では、誰かの利益が誰かの損失になります。市場全体としての成長が期待できるわけではなく、根本的にゼロサムゲームです。
- 投資ではなく、投機(ギャンブル)に近い
- FXは本質的に投資というよりも投機です。運やタイミングが重要であり、私にとってはギャンブルのように感じました。
- 経済活動による元本成長がない
- 株式投資では企業の成長や配当によって元本が増える可能性がありますが、FXにはそうした成長の仕組みがありません。
- 高いスワップ金利はリスクの対価
- スワップ金利は魅力的に見えますが、それは高リスクを引き受けた対価です。長期的に見れば、そのリスクに見合った推移に収束する傾向があります。
- チャート分析の難しさ
- 私の知識ではチャートを正確に読み解くことができず、正しい判断をするのが難しいと感じました。
株式投資との比較
一方で、株式投資は資本主義社会において市場全体が基本的に右肩上がりの傾向があります。そのため、長期投資を前提とすれば、FXよりも堅実な投資方法だと考えています。
株式市場では、企業の成長や配当収益を通じて資産を増やすことができる可能性があります。これが、私が今後も株式投資を続ける理由の一つです。
また、株式投資ではETFやインデックスファンドを活用することで、リスク分散を図りながら安定したリターンを目指すことが可能です。この点が、FXにはない魅力と言えます。
結論
FXは、私にとってもう一度挑戦しようと思える投資手段ではありません。ゼロサムゲームであり、投機的要素が強いことから、私の投資スタイルには合わないと感じました。
今後は株式投資を中心に、長期的な視点で資産形成を目指していきたいと考えています。この方針は、長期的な株式市場の成長にベットするものであり、過去数10年の歴史を信じる姿勢にも基づいています。
皆さんも、自分の投資スタイルや目標に合った方法を見つけて、健全な投資ライフを送ってください。
長期投資を前提にした場合、私はFXよりも株式投資の方が適していると確信しています。
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