「リベンジ退職」とは何か?
最近、アメリカで「リベンジ退職」という言葉が話題になっています。
これは、職場に不満を抱えた従業員が、退職時に会社へ何らかのダメージを与えながら辞める現象を指します。
具体的には、次のようなケースが挙げられます。
- 怒りの退職:事前の警告なしに、派手な抗議行動を伴って退職すること。
- 怒りの応募:職場に対する不満が限界に達し、勢いで複数の求人に応募すること。
「怒りの応募」は日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、怒りの退職なら、実際に身近で見たことがある方も多いのではないでしょうか?
「怒りの退職」は現実に起きているのか?
私自身、企業に属しており、こうした怒りの退職を実際に目の当たりにしたことがあります。
例えば、
突然、何の前触れもなく出社しなくなる。
その後、数日間の無断欠勤の後、そのまま退職するケース。
本人にはやむを得ない事情があるのかもしれませんが、会社側としては非常に困ります。
特に戦力として働いていた人が、突然辞めてしまうと業務への影響は計り知れません。
こうした現象や用語がアメリカで広がっているということは、日本でも今後増える可能性があります。
実際に現象としては既に起きているものの、用語としての認知が進み、流行することで、さらに広がることも考えられます。
「コールドFIRE」との共通点
少し前に「コールドFIRE」という言葉が流行しました。
これは、いわゆる「静かな退職(Quiet Quitting)」を指し、以下のような状態を意味します。
- 会社には属しながらも、前向きに仕事に取り組むことを放棄する。
- 将来的に退職を考えているが、すぐには辞めない。
これ、実は私自身も少し身に覚えがあります。
50代になり、以前ほどモチベーションが上がらない。
定型業務はこなしているが、新しいことへの積極的な提案が減っている。
「これがいわゆるコールドFIREという状態なのか?」と感じることもあります。
しかし、そう思われたくないので、何とか奮い立たせて頑張っているのが現状です(笑)。
理想の退職とは?
私はFIREを現実的に考えていますが、
「リベンジ退職」や「コールドFIRE」ではなく、惜しまれつつ退職する
そんなキャリアの終わり方を目指したいと思っています。
読者の皆さんは、どんな退職を思い描いていますか?
「いずれは辞めるから…」と諦めず、少しでも前向きな気持ちで仕事に向き合えたら理想ですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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